メモ帳まとめ<その2>―オブジェクト指向とは
それでは、オブジェクト指向とはどのようなものかをまとめてみる。
オブジェクト指向型言語にはクラス(設計図)があり、その中にデータ(変数)とメソッド(手続き)が含まれている。
私がイメージしやすいと思ったのはクッキーの例である。
「クッキーの型」がクラスで、「クッキー」がインスタンス(実体)と考えることができる。クッキーの型(設計図)は、決してクッキー(実体)にはなれない。
そして、ここで重要になるのはクッキーの型を使って同じ形のクッキーを作ることは、なにも同じ形のクッキーを食べたいからではない。
元の形は同じでも、クッキー一つ一つに違いを持たせたいから。
このデコレーションにあたる部分がデータやメソッドのようなものである。(私の感覚なので、この捉え方は正確でない。)
ここまで、大まかにオブジェクト指向とはなにかをまとめた。しかし、多くの場合クッキーではなく「犬」などで説明されることが多く、そちらの方が正確であると思った。
次の記事では、オブジェクト指向を構成する概念の一つである継承についてまとめる。